【依存症】の原因はコカインじゃない!!人と人とのつながりの欠如だ
依存症ーーそれは、
コカイン、アルコール、ポルノ、デジタルなどそれらを摂取したり見たりしないではいられなくなる精神状態になることを指します。
身近な人にはなってほしくないと思います。
筆者は、砂糖を摂取しないではいられなかったり、スマホを一日3時間以上見続けたりしないといられない時期を数年経験しました。
なにかに寄り添いたいけれど、心の穴がぽっかり空いている気分でした。
途中からは何も感じなくなりました。楽しいとか嬉しいとかもなく、周りの人には私のことなど分かる訳がないと心の壁を一層厚くしました。
今は、そんな辛い思い出を吹っ切って全然大丈夫なのですが、、、
とても気になる動画を見つけました。
1.依存症の原因とは?
TED動画サイトから、『「依存症」ーー間違いだらけの常識』という動画です!!
依存症の原因は、コカインなどの依存性物質によって、摂取すればするほど沼にはまってしまうことだと教わってきましたよね??
実はそれは、関係がないのです!!!
本当の依存症の原因は、、、
人と人とのつながりの欠如なのです!!!
つまり、依存症にハマるのは、
人とうまくつながれないから他のものにつながりを求めた結果なのです。
2.どんなラットがドラッグ入りの水を求めるのか
ジョハン・ハリさんは薬物依存である家族を助けたいがために、4万キロ以上もの旅をして研究者やドラッグ関連の方々と会い、知識を深めてきました。
その中で興味深かったのが、ラットの研究です。
孤独なオリの中にドラッグ入りの水と普通の水を入れたとき、ラットはドラッグ入りの水を飲み続け、死に至りました。
対して、チーズ、トンネル、色付きボールがあり、友達ネズミもたくさんいる『ネズミの楽園』をつくったとき、ドラッグ入りの水はラットたちに不人気でした。
つまり、大事な友達ネズミがいて、異性ネズミもいて、つながりがあるときラットはドラッグを必要としなかったのです。
3.人口の1%がコカイン中毒だったけれど、、、
人間も同様です。
ポルトガルの人口の1%は薬物依存者でした。
依存・中毒者は、刑罰を科され、中毒は恥とさげすまれていました。
年々中毒問題は悪化する一方でした。
そこで政府は考えました、
今まで依存症患者を社会から切り離し阻害するために使ってきた金を、
彼らを社会に迎え入れるために費やそう!!!!
雇用機会を与える大規模なプログラム、起業したい患者への少額融資などが行われました。
目的は、「朝起きてベッドから出る理由」をもつこと。
政策が変化して15年、ポルトガルでの注射器系の薬物使用は50%も減ったそうです!!
4.まとめ
依存で苦しむ人には人と人とのつながりが一番の特効薬なのですね。
動画ではより詳しい情報を知れるので、見てみてください(*^^*)